

ハッジ(大巡礼)の巡礼は、毎年200万人以上の世界中のイスラム教徒がメッカに集まります。
ウムラ(小巡礼)はイスラム教徒がいつでもできる任意の巡礼です。
サウジアラビアの巡礼期間中は大混雑が予想されるため、事故や感染症にかかるリスクが高くなります。
また、髄膜炎やインフルエンザなど、人から人にうつる感染症が広がりやすくなります。
そのため、サウジアラビア保健省が、入国ビザを取得するための要件と推奨を公表しました。

ハッジ:2020年7月28日頃~
ウムラ:随時


巡礼セットB 髄膜炎と証明書 ¥18,000
予約制です。




パスポートをお持ちください。
女性の医師をご希望の方は予約時にお申し付けください。

日比谷クリニック(留学センター)
専用電話 03-3217-1105

髄膜炎菌性髄膜炎の予防接種
ウムラや他の巡礼、季節労働を目的として入国する場合には、入国する10日前、かつ、3年以内に4価(ACYW135)の髄膜炎菌性髄膜炎のワクチン接種を受けたことを証明する証明書が求められます。
また、アフリカの髄膜炎ベルト(エチオピア、エリトリア、カメルーン、ガンビア、ギニア、ギニアビサウ、コートジボワール、スーダン、セネガル、チャド、中央アフリカ、ナイジェリア、ニジェール、ブルキナファソ、ベナン、マリ)から入国する場合にも、入国する10日前、かつ、3年以内に4価(ACYW135)の髄膜炎菌性髄膜炎のワクチン接種を受けたことを証明する証明書が求められるほか、入国する場所で抗菌薬による予防内服が行われる予定です。
サウジアラビア国内でも、メッカとメディナの住民で過去3年間に4価の髄膜炎菌性髄膜炎のワクチン接種を受けたことのない人やハッジが行われる地域の住民等に対して予防接種を受けることが求められています。
インフルエンザの予防接種
サウジアラビア保健省は、巡礼で渡航する場合には、渡航前に季節性インフルエンザワクチン接種を推奨しています。
特に、重症な合併症のリスクが高い人(65歳以上の高齢者、呼吸器疾患や心疾患などの持病のある方)に推奨しています。 サウジアラビア国内では、特に持病のある巡礼者とハッジが行われる施設内で働く医療関係者に季節性インフルエンザワクチン接種が推奨されています。